筆者の知り合いの、○○形成外科の○○先生が、レーザートーニングの施術を止めた(廃止した)と、連絡をくれました。 「やっぱり、肝斑は炎症性疾患だから、そこにレーザーで刺激を加えるのはおかしいですよ」とのこと。 筆者もその通りだと思います。 「LTが肝斑に大して効かないということもあるのですが、よく考えれば、業者が治療のプロトコルを決めて、この通りやれというのはおかしいですよ」 ○○先生は、これまで、業者の決めたプロトコルを忠実に守ってLTをやっていたそうです。なぜ毎週当てる必要があるのか分からないが、業者の言う通りにしていたそうです。ともかく、いちどクリニックで始めてしまった施術を廃止するのは勇気のいることです。昨日まで患者にそれを勧めていたわけですから。私は○○先生の勇気ある決断を高く評価します。世の中には、LTがおかしいということに気が付いているのに勇気がなくてやめられない先生も多いと思います。早く勇気を出して止めると良いですよ。それが、患者さんのためです。患者さんのためになることをしていれば、クリニックの評判も上がります。