レーザートーニングの真実:業者によって作られた施術

日本皮膚科学会雑誌に「レーザートーニングの真実」が掲載

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22. 日本皮膚科学会雑誌に「レーザートーニングの真実」が掲載

日本皮膚科学会雑誌の「新・皮膚科セミナリウム(皮膚レーザーの常識・非常識)」に筆者の「レーザートーニングの真実」が、論文として掲載された。日本皮膚科学会は、本邦最大の皮膚科の学術団体で、その公式機関誌である日本皮膚科学会雑誌は当然日本最大の皮膚科学術雑誌である。その雑誌には、会員の皮膚科医を教育する目的で、テーマをしぼって毎回2〜3編の総説論文が掲載される。それを「皮膚科セミナリウム」と呼ぶ。今回8月号では「皮膚レーザー治療の常識・非常識」というテーマで、元帝京大学教授の渡辺晋一先生の「シミの鑑別とレーザー治療」の論文と、筆者の「レーザートーニングの真実」の論文が掲載された。日本皮膚科学会の公式雑誌の、教育目的のセミナリウムに掲載されたということで、筆者の主張の趣旨が日本皮膚科学会に公式に認められる形になったことは、非常に意義深いことと思う。

業者・推進派医師・学会重鎮の一部医師の3者が固い結束で進めてきたLTの利権のトライアングルが、善良な良識ある医師の力で崩されようとしていることは、大きな前進だと思う。ただし、次の利権にむらがるように、新しいピコ秒レーザーで肝斑治療を推進しようとする勢力が台頭してきていることに注意する必要がある。機械を販売したい業者と、金を得たい・有名になりたい推進派医師の「タイアップ商法」は、いつでも・どこでも・何回でも涌き上ってくる。食べ物にたかるハエのようである。面倒でも、ハエは一匹ずつたたいて追い払い続けるしかないと筆者は考えている。

■ 管理者プロフィール

葛西 健一郎(医師)

1986年
京都大学医学部卒
1986年
京都大学形成外科
1987年
関西医科大学形成外科
1992年
大阪市に「葛西形成外科」開業
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