レーザートーニングの真実:業者によって作られた施術

はじめに

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はじめに

2008年ころから日本で「肝斑に対するレーザートーニング」が流行し始めました。
QスイッチNd:YAGレーザーというレーザーを、肝斑に対して低フルエンス(低出力)で当てることを、比較的高頻度に繰り返す(1-2週間隔)というものです。肝斑が薄くなるという「ふれこみ」で、全国にかなり普及しています。
筆者は同法が肝斑に対して効果があるとは思えませんでしたので、自分では患者に施行しませんでした。
ところが、同法が流行するのにしたがって、同法で肝斑が増悪したという患者が少しずつ来院するようになりました。患者の症状にはいくつかの共通点があり、これは単なる偶然発生した副作用ではなく、同法に本質的に内在する副作用であると考えられるようになりました。
調べてみると、機械の販売方法・宣伝方法にもかなり問題があることが分かってきました。
業者・学会などにも何回か警告しましたが、あまり実効性のある副作用対策はなされていません。
ところが、2014年ごろから、肝斑増悪患者はものすごい勢いで増加しています。私は、なんとか、この「レーザートーニングによる肝斑増悪患者」の増加を止めたいと考え、このサイトを立ち上げました。

■ 管理者プロフィール

葛西 健一郎(医師)

1986年
京都大学医学部卒
1986年
京都大学形成外科
1987年
関西医科大学形成外科
1992年
大阪市に「葛西形成外科」開業
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