本日は、当院にレーザートーニング肝斑増悪患者が2名来院しました。
1日に複数の患者が来たのは史上初めてです。最近、増悪患者が急増していることは間違いありません。
幸い2名とも程度が軽いので、保存的治療によって回復可能と思います。不幸中の幸いです。 先日来、厚生労働省と、この問題につきやりとりしておりますが、なかなか先に進みません。私が提出した副作用情報は、JMECに回されたものの、使われた機械がC6と特定できないという理由でJMECから突き返されたそうです。
他社の機械で起きた可能性があるので関知しないということです。厚労省は、同種の2つの機械が承認されているので、機械が特定されないと肝斑の適応取り消しの方向には動けないとのこと。
次は機械を特定して報告してくださいと言われました。役人らしい返答です。それはそうですね。
でも、私は思うのです。今は増悪患者が急増している緊急時です。それぞれの関係者が、自分の立場とか、誰の責任かとか、そんなことは抜きにして、これ以上犠牲者を増やさない方策を何か行うべきではないでしょうか?私は、誰が悪いなんて、どうでもいいのです。とにかく、これを止めたいのです。
(2014/12/16 FBより)