次の取材は「美ST」でした。どうも美容雑誌らしいがよく知りません。シミの有名Drのところ5か所で読者モニターが体験治療をしてもらうという企画のFAXが来ました。私は有料広告企画以外は原則として協力するというスタンスなので、その旨伝えると女性ライターとカメラマンとモニターが来院しました。私の担当はQルビーのシミ取りということで、そのモニターさんが治療対象になるかどうか不安でしたが、普通のSKでホッとしました。
ところが、女性ライターは本部指定のカットを撮ることに注力し、シミ治療の理論や注意点などの質問も全くなし、最後は当院のレーザーを全部並べてその前でポーズを取らされました。モニターさんも、治療前の写真を撮ったのはよいがテープ貼りなどには興味なし、「術後写真はいつ撮るのですか?」と尋ねると、カメラマン氏は「ああ、術前があれば大丈夫です。消しときますから」とのことでした。
美容の業界は、こんなものなのでしょうか?二晩考えたのちに、今回の取材の掲載は辞退させてくださいとお願いして了承されました。 取材を受けるかどうか決める前に、その雑誌を調べておかないといけませんね。反省しています。美STさん、ごめんなさい。
(2014/12/25 FBより)