レーザートーニングの真実:業者によって作られた施術

業者セミナーのからくり

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03. 業者セミナーのからくり

 医師対象の業者セミナーというものが盛んである。業者がホテル・会議場などを借りて半日~1日程度のセミナーを開くというものである。

 出席者は、参加するだけで最新の美容医療情報の勉強ができると考えている。だが、実は業者セミナーで発表される内容は業者によって「作られた」ものがほとんどである。講師は主催業者の都合の悪いことは決して話さない不文律がある。出席者は、真実は自分で見極めれば良いと思っていても、結局はあおられてその気にさせられて、製品を買いたくなってしまうのがお決まりのパターンである。ショッピングセンターに買い物に行ってなにも買わないで帰ってくることがあり得ないのと同じである。

 セミナーの座長はその世界で「有名な先生」に依頼することが多い。何よりもその会が「立派」で「信頼できる」ように見える点が好ましい。座長が内容を分かっていなくても問題はない。「有名な先生は」仕切りは慣れているのでそれで十分である。むしろ、下手に座長に内容に突っ込まれるよりよく知らないほうが進行はスムーズになる。

 セミナーの講師はその機械の初期ユーザーか機械を提供した先の大学の医師が務めることが多い。講師に「担がれやすい医師」の共通の特徴は、「話がうまい」と「お人よし」である。この2つがないと聴衆はセミナーの内容を信じてくれない。また、もめごとを起こさないように配慮してくれる講師は業者の困るようなことを言わないので安心である。講師は「うそ」を言うことはまずないが、「都合の悪いことは言わない」ことを知っておくべきである。
 ちなみに、セミナーの講師や座長には、その医師の「格」に応じて5~20万円程度の謝金が支払われる。確定申告が必要な「報酬」とはいえ、結構良い「日当」である。

 業者はセミナー1回につき、会場費・謝金・設営料などを含めて、自社社員の日当を除いても、最低50万から数百万の経費がかかる。大きな学会の共催セミナーはそれに100~200万上乗せされるので、この業者セミナーの費用は馬鹿にならない。それでも業者がセミナーを行うのは、セミナーが商売になるからである。新顧客の掘り起こしや、医師たちの経済状況まですべてわかる。なぜなら、機械が買いたくても買うお金のない医師は決してセミナーには来ないからである。

(2015/1/25記)

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